痔ろうといふ世にも恐ろしい病と僕の病院選び
梅雨空が続く毎日、いかがお過ごしでしょうか。
今日はタイトルの通り、最近自分の身に降りかかった災難について、継続中ではありますが、現状報告兼自戒の意味も込めて書いておきます。
イボ痔との戦い
現代人を悩ます地味に辛い病。
それは、、、
痔
皆さんの中でも痔になったことのある方はいらっしゃると思います。
プログラマはずっと座っていますし、結構痔だという人は居ますよね。。。
おそらく最も多いのはイボ痔
痔については平田肛門科医院のサイトが詳しい。
僕は高校受験の頃からこいつとは激しいバトルを繰り広げていました。
ですが、この頃はろくな知識もなく、それにアクセスする方法も少なく、自然治癒を待つばかり。
そのため、数年に1度のスパンで長期の戦いを強いられていました。
そのイボ痔が、今年再発。
今回はあまりにも長く続いていたため、しびれを切らし病院に行きました。
その時の病院は、会社の近くということで選んだ病院でした。
「放置してもいいけど、根治しないから手術した方がいいけどどうする?」
みたいな感じで、みるみるうちに服を脱がされ、その日のうちに手術が執り行われました。
ですが、手術した後にいろいろ調べてわかったのですが、
- 僕の場合は「内痔核性脱肛」だった
- 手術の方法は数通りあって、それぞれ長所と短所がある
- そもそも重症でなければ手術する必要はない
お医者さんは医療における知識が一般人と比べて当然圧倒的にあって、手術をしたほうが根治するというその判断は確かに正しいかもしれません。
それを説明されてしまった一般人は、「手術したほうがいいんや」ってなってしまうのはしかたのないことです。
しかし、当日即決をするべきではありませんでした。
なぜなら、内痔核を治療する方法はたくさんあるからです。
痔は生活習慣病なのです。
今回のケースで言うと、
- 手術するならどういう手術になるのか
- 他の手段とくらべてメリット・デメリットはどうか
- 費用はどのくらいかかるか
など、を聞いた上で、一旦家に帰ってネットで調べるなり知り合いに聞くなりして考えた上で決断をすればよかったです。
術後数時間で後悔するはめになりました。
自分の無知と、ムダに高い即決力の高さが仇となりましたw
これから訪れるさらなる悲劇も知らずに。。。
痔ろうと病院選び
内痔核の手術自体はすぐ終わり、数週間痛みを我慢すれば根治するんや!と思って乗り切ることはできました。
がそれも束の間、経過観察の通院が終わる頃に、肛門の周りにしこりがあって、熱を持っていることを自覚しました。
これはちょっとまずいのではと思って、今度はしっかりネットで検索。
どう考えても痔ろうの症状でした。。。
痔ろうについても平田肛門科医院のサイトが詳しい。
会社でも、家に帰ってきても、何度もその窓に打ち込む「痔ろう」の文字。
この記事ではわかりやすく「痔ろう」って平仮名で書いてるけど、「痔瘻」の「ろう」を何も見ずに書ける程度には検索した。
そして出てくるサイト、体験談はもはやホラーの域。
痔ろうはやばい!!!
これはヤバすぎるうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!
というわけで必死の病院選びが始まりました。
基準は家からさほど遠くなく、名医のいる病院。
だが、しかし、日本ではネットで検索して病院を選ぶことはものすごく困難です。
なぜならそこの先生がどういう人で、どういう治療方針があって、どういう実績を持っているのかとか、その病院のサイトだけではわからないからです。
っていうかそもそもサイト無いところもあるし。
なので結局医療関係者に病院を聞くという始末。
聞いた結果が何度も名前を出している「平田肛門科医院」でした。
たしかに、サイトわかりやすいし、すげえ名前も出てくるので、淡い期待を抱きながら予約の電話をしてみたんですが、、、
「うちは保険効かないので、診察して数日分の薬出すだけで2万くらいかかるけどそれでもいい?ドヤァ」
と。
(本当はちゃんとした言葉遣いでした)
その場で膝から崩れ落ちたことは言うまでもありません。
調べてみたところ、どうやら肛門科って保険が効かないところが結構あるみたいです(保険が効く診療のことを保険診療、そうでない診療を自費診療という)。
というのも、肛門科っていうのはそれだけでは経営が成り立たないほど儲からないらしく、その結果自費診療という選択をする病院があるとのこと(それを考えると最初に治療してくれた先生は保険診療だったし、とてもよくしてくれたしありがたかった)。
というわけで、病院選びが振り出しに戻って絶望しておりましたところ、一つのブログがヒットしました。
Σ(`・ω´・;)なん…だと?!
悲劇的な体験談の中に、ひときわ光るエントリーを掘り当てることに成功しました。
「肛門に関しての問題は佐原先生に診せれば間違いない 」
それほどか。
というわけで佐原先生について調べてみたら、いろんなサイトが引っかかるわ、学会でも偉い先生だわで、知り合いに病院を紹介してもらった時の顔色が一気に回復しましたね。
上のブログで紹介されている病院では週1で診ているとのことでしたが、有名な先生がそんなに少ないはずあるまいねと思って調べてみたら、別の病院で診察されてらっしゃったので、そちらにお世話になることにしました。
しかもそこは大きい病院で保険が効く!よっしゃ!
現状
1度目の診察では痔ろうには至ってなかったのですが、それから3週間後の2度目の診察では痔ろう判定を頂きました!
ありがとうございます!!!
というわけでめでたく(?)手術をする運びとなったのですが、手術は来る8月末に執り行われる予定です。
というのも先生の手術の日程めーっちゃ埋まっているらしく、6月末の診察時に最短で8月末と言われたのでした。
というわけなので、痔ろうをどうやって治すかとか、どうやって予防するかとかそういった内容は次回のブログに書きたいと思います。
手術、入院生活含めて。
まとめ
- 痔で悩んでいる人は生活習慣を改善しましょう
- 痔ろうだと思ったら、「名医のいる大きい病院」へ